誤った使用をすべきではない [アロエ・植物・医学]

アロエ・日本薬局方に基原植物として収載されているアロエはアロエフェロックス(A.ferox、ケープアロエともいう)及びこれとアロエアフリカーナ(A.africana)またはアロエスピカータ(A.spicata)との雑種と定められている。

これらの葉の汁を濃縮乾燥させたものが日本薬局方でいう「アロエ」である。

なお、キダチアロエ・ケープアロエ以外の観葉植物として出回っているほとんどのアロエには薬効となる成分は含まれていないので、誤った使用をすべきではない。

キダチアロエは、昔から俗に「医者いらず」といわれてきたものであり、葉肉の内服で健胃効果があるとされ、また含有するバルバロインの下剤効果により便秘に効果がある。

ただし、体質によっては胃炎を起こす場合があることや、継続摂取による大腸の色素沈着を起こすことがあることなども報告されている。

また外用として傷や火傷に用いられる場合もあるが、逆に悪化させた例も報告されており、使用には一定の注意が必要である。

なお、ドイツの薬用植物の評価委員会コミッションEによれば、ゲル状物質(葉の中央にある柔組織に存在する粘性の物質)の外用は、痛みや火傷の回復に対して有効
update:2009年09月02日